寒い時期に恋しくなる、ほくほく甘〜い焼き芋。
最近では季節を問わず、スーパーに石焼き芋コーナーが設置されていたりします。おいしそうな香りに、つい足を止めてしまいますね。
でも、ついつい買いすぎて、「余らせてしまった!」とか、「思っていたより大きくて食べきれなかった!」なんてこと、ありませんか?
そんな食材を余らせてしまったときの最強の保存方法といえば、「冷凍」ですよね。
でも、焼き芋を冷凍させてまずくなるのでは?そもそもお芋系って冷凍できないんじゃ?
実は、正しい冷凍・解凍方法をさえ知っていれば、焼き芋は冷凍してもまずくなんてならないんです!焼き芋をおいしく冷凍保存する方法をご紹介していきます。
せっかくの焼き芋がまずい?!間違った冷凍方法とは?
ほくほくでしっとり甘いのが魅力の焼き芋。
でも、冷凍した焼き芋を、食べようと解凍したら、パサパサ・ぽそぽそになってしまった!なんて経験はないでしょうか?
せっかくの焼き芋が台無しになってしまったら…。なんとも悲しすぎます。
ここでポイントとなるのが、焼き芋の含まれる「水分」です。
冷凍する時にも解凍する時にも、焼き芋に含まれる「水分」をどれだけキープするか。そこが冷凍してもおいしい焼き芋と、まずい焼き芋の分かれ目になっているんですね。
冷凍してもまずい焼き芋にならない!おいしい冷凍保存
焼き芋の「水分」をしっかりキープすることが大事だということは分かりました。じゃあ、実際どうすればいいの?
ここからは、焼き芋のおいしい冷凍保存方法をご紹介していきます!
まずい焼き芋にしないために:①冷凍前のひと手間
冷凍中に大事な水分を逃さないよう、以下のポイントに注意しましょう。
- 粗熱をとる
- 水気がついている場合は、キッチンペーパーなどで軽く押さえる
- 好みのサイズに切り、1つずつラップでぴっちりと包む
- ジップロップなどの袋に入れて冷凍庫へ
解凍した時に食べきれそうなサイズに切っておくといいです。解凍したのにまた食べきれなかった!と、再度冷凍するのは絶対にやめましょう。
まずい焼き芋にしないために:②正しい保存期間
焼き芋を冷凍すれば、約1〜2ヶ月程度、保存可能です。
結構長く保存することができますね。
ただ、やはり新鮮な状態に近い方が、よりおいしく食べられます。保存期間が長いといっても、できるだけ早めに食べることをおすすめします。
まずい焼き芋にしないために:③おいしい解凍方法
解凍方法で一番のおすすめは自然解凍です。
常温、または冷蔵庫に移して解凍されるのを待ちます。
解凍して冷たい状態や、半解凍で少しシャリシャリする状態の焼き芋も、冷たいデザート感覚でおすすめです!その上にアイスなんて乗せたら、もう幸せしかないです!
焼き芋はやっぱり温かい方が!という方は、解凍後、電子レンジの温めモードで、軽く中まで温めてください。
そんなに待てない!という方は、電子レンジの解凍モードを使うといいです。その後は、同じく、温めモードで中まで温めましょう。
冷凍した焼き芋を使ったおすすめレシピ
さつまいもの甘みがしっかりと感じられる焼き芋は、いろいろなアレンジもできて大活躍!
デザートだけではなく、お食事の一品にもおいしく大変身です!
冷凍焼き芋レシピ:①スイートポテト
- 解凍した焼き芋をフォークやマッシャーでつぶす
- バター・砂糖・牛乳もしくは生クリームを入れてまぜる
- 好きな形に整えてオーブンで焼くだけ!
冷凍焼き芋レシピ:②さつまいもサラダ
- 解凍した焼き芋をフォークやマッシャーでつぶす
- ベーコンをカリカリになるまで焼く
- 1と2にマヨネーズと塩こしょうをしてまぜる
- ベビーチーズを1cm角に切って軽くまぜる
冷凍焼き芋レシピ:③さつまいもとマカロニのグラタン
- 食べやすいサイズに切ったウインナー・玉ねぎ・しめじを炒め、塩こしょうをする
- グラタン皿に1と解凍して一口サイズに切った焼き芋、ゆでたマカロニをのせる
- ホワイトソース→チーズ→パン粉の順にのせ、オーブンで焦げ目がつくまで焼く
まとめ:焼き芋は正しく冷凍すればまずくならない!
焼き芋を上手に冷凍保存するためのポイントは、焼き芋に含まれる「水分」でした。
正しい保存・解凍の方法さえ知っておけば、焼き芋は決してまずくはならないんですね。
栄養価も高く、ほっこりあたたかい気持ちにしてくれる焼き芋。上手に保存して、アレンジ料理も楽しみながら、おいしくいただきたいですね。
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